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2006年10月29日

●フラクタリスト「BizProグランプリ2006」

フラクタリストさん主催の学生向けビジネスコンテスト「BizProグランプリ2006」の最終選考へ審査員としてお招き頂き、東京国際フォーラムへお伺いしてきた。
 
 

 
僭越ながら田中社長の隣、ど真ん中の席で拝聴
 
 
このビジネスプランコンテスト、なんと最優秀賞チームには、
 
GoogleやYahoo!の本社がある米国カリフォルニア州サンノゼ(シリコンバレー)、MicrosoftやAmazonの本社があるワシントン州シアトル(シリコンフォレスト)への研修ツアー参加資格を提供する。現地では、起業家に対しての受賞プランのプレゼンテーションや、有名企業の訪問を行い、参加学生に先進的なITの現場に接する機会を提供する。また、事業化の意思がある場合、最大1000万円の資金提供を検討するとしている。
CNETより引用)

 
という豪華賞品で、フラクタリストとして並々ならぬ意気込み。
 
 
今回は約250組の中から勝ち残ってきた5組による最終プレゼン。
 
学生ならではの固定概念にとらわれない視点からの発想がとても新鮮で、こちらが勉強させて頂く点も多々あった。
 
 
中には「アメリカで勝負すべきでは」と思うような、国内大学の研究機関が持つ特許を応用した未来型検索技術を披露してくれるチームもあり、また1人で参加して最終まで勝ち残ってきた頑張り屋さんの女の子も居たりと、どのチームもそれぞれ一生懸命で、こちらも真剣に審査をさせて頂いた。
 
 
約5時間におよぶ審査を経て、最優秀賞を発表。
 

 
田中さんより最優秀賞チームへ目録の贈呈
 
 
最優秀賞チームは米国の視察ツアーへ向かい、帰国後はフラクタリストより資金提供を受ける形での事業化への検討作業に入ることになる。
 
社会的意義もあるし、確実に消費者ニーズもある事業。ぜひ実現して欲しい。
 
 
どうしても1人で参加されていた女子学生の方の努力に報いたいと思っていたところ、田中さんの御厚意を受け「ZEEL賞」(賞金5万円)を贈呈させて頂いた。
 
事業モデルとしても面白い切り口の広告ビジネスで、とにかく細かい部分まで工夫しようという意気込みと努力がプレゼンに表れていて、ビジネスを行う上で大切な「最後の最後まで考える」という姿が見て取れた。
 
 
世の中を変える新しいビジネスがどんどん生まれ、世界へと広がっていって欲しい。
 
そして自分も負けないように頑張りたいと思う。
 

2006年10月28日

●おもてなしの心

いつもお世話になっているスタイルクリエーションズ代表の滝沢滋さんの御結婚パーティに御招待頂いた。
 
滝沢さんは銀座でクロージング・サロン『Salone Ondata(サローネ・オンダータ)』を開かれ、御自身のブランドである『Takizawa Shigeru』『Ondata』を展開、そして元ブリオーニのマスターテーラーである水落卓宏氏の『Mizuochi Takahiro』をプロデュースされている。
 
ファッションとは対峙する方への「礼義」と「もてなし」の心。滝沢さん、そしてスタイルクリエーションズの方々とお会いするといつも感じる。
 
 
会場は滝沢さんが銀座で御贔屓にされている心温まるフランス料理店『le pot au feu(ポトフ)』
 
御結婚のお相手は、スタイルクリエーションズ初期からのメンバーで、これまで滝沢さんと二人三脚で歩んでこられた真尾悠希さん
 
 

 
仲間に祝福を受けながら微笑ましいおふたりの晴れ舞台
 
 
主役はおふたりなのに、常に気配りをしながら、いつも同様に周りの方々をもてなそうとされている姿が印象的だった。
 
 
 
お料理は料理長がその日に築地で仕入れた新鮮な魚介類を使ったフレンチ。
 
お店の名前の通り、タラと牡蠣を使ったポトフも御用意いただき、最高の味だった。
 
 

 
特別メニューの姿作り(特性ドレッシングがまた絶妙)
 
 

 
祝いの席にふさわしい仔豚のロースト
 
 

 
いつも同様、神代と共に相当な量のワインを頂く
 
  
会場にはアロハス社長の吉原さんも来られていて、久しぶりにお会いすることが出来た。
 
そしてなんと、吉原さんの奥様が音楽活動をされているとのことで、会の途中で心温まる歌と演奏を御披露して頂く。
その時間は会場がとても和み、とても素晴らしかった。
 
ウェディングパーティの席での音楽という贈り物は祝福を受けるカップルにとって最高の想い出になると思う。
 
 
 
滝沢さんが作られる服そしてお店は、今の日本が失いかけている『武士道』のような日本人としての「礼」や「義」というものを感じる。
 
今年の春から世界展開も果たされ、海外でも高い評価を得られていることは、日本人としてとても嬉しい。
 
微力ながら、日本の心を世界に伝えるお手伝いが出来ればと思う。
 
 
滝沢さん、真尾さん、御結婚本当におめでとうございます。
おふたり、そして生まれてくるお子様の幸せを心からお祈りしております。
 

2006年10月26日

●オーケストラと会社組織

今夜はカザフスタン大使館が主催する演奏会にお伺いしてきた。

 
TLEP
 
 
楽曲はカール・ジェンキンスのミュージックアルバムである『TLEP』で、プロデューサーであるクリス・クラーケルが指揮者を務め、演奏は世界で数々の受賞経歴を持つバイオリニスト、マラット・ビガンリエフ率いる「West-Kazakfstan Philharmonic Orchestra」。
 
オーケストラの一体感ある演奏の中にも、要所要所でソロ演奏が入り、それぞれの楽器が個性ある音を奏でるパフォーマンス。
 
特に「Bea」という曲が素晴らしく、エンディングでも再演奏して頂きとても印象に残った。

 
 
その後、渋谷へ。
 
ZEEL 内田
 
今日はウッチー(内田)の誕生日ということで寿司を馳走。
 
 
創業1年半目に、それまでの中途入社希望者90数名の中から唯一ひとり入社に至った男で、それ以降も中途入社希望の御応募は沢山頂くが、彼以外誰も入社に至っていない。
 
「オシムJAPAN」でいうと走って走ってとにかく走れる逸材で、1人で3人分は走って点を取れる優秀な男。
 
 
『ビジョナリー・カンパニー2』で有名な「誰をバスに乗せるか」という言葉があるが、人材採用において妥協は一番してはいけないこと。
 
バスの行き先が違うのに目的地が違う人を乗せれば、その人にとっても不幸であるし、当然バスも色々な目的地を巡回しながら終着地に向かわなければならないので、うまく進まない。
 
 
私はよく会社を船に例えるが、同じ船に乗る人の目指す方向が違えば、船は蛇行するし、船の原動力である乗組員は力を発揮出来ないので、船は前に進まない。
 
そして遂には海の底へと沈んでしまうことになる。
 
会社組織も皆がビジョンを共有し、そして共感してその方向に個々の構成員が100%の力を発揮しなければ成立しない。先に挙げたオーケストラと同じである。
 
 
入社希望の御応募を頂いた際に必ず確認するのは、
 
①将来の夢は何か
②会社というフィールドで何を成し遂げたいと考えているか
 
要は、
「その人のベクトルが会社としてのベクトルと同じ方向を向いているか」、
「その人がやりたいと考える仕事が出来る環境を会社として提供できるか」、
この2つが前提条件となる。
 
人と組織のベクトルが同じで、人が100%の力を発揮できる環境を組織が提供できるのならば、自ずと人は組織が期待するパフォーマンスを出せる。
 
その他にも、その人の背景となる経歴やキャリア、人格、論理的思考力、実行力などを見るが、それは基本中の基本なので、話をすれば大体分かる。
 
 
面接に来て頂いた際、入社して何をしたいのか考えがまだ固まっていない方には一度考える時間を取って頂いて、後日また再度お会いすることにしている。
 
その人が望んでいることが分からない以上、その人が幸せになれる環境を提供できるか判断が出来ないし、人の人生に関わる判断をする以上、無責任なことは出来ない。
  
 
通常、面接は1回30分程度だが、ウッチーの場合は延長して3時間半の面接を行った。
 
そして翌日、もう一度来てもらい最終面接。
 
入社してからは期待するパフォーマンスを発揮してくれ、何より意識が違うので自ずと成長速度が違う。
 
今や無くてはならない頼れる存在。
 
 
ウッチー、これからも頼りにしています。
25歳の誕生日おめでとう。
 

2006年10月13日

●グラミン銀行ムハマド・ユヌス総裁

バングラデシュのグラミン銀行総裁であるムハマド・ユヌス氏が、今年のノーベル平和賞を受賞した。
 
ここ10年近く“ノーベル平和賞に最も近い男”と言われてきた人だけに、「遂にこの日がきた」と思われた方も多いかもしれない。
 
 
ユヌス氏は世界で最貧国といわれるバングラデシュで、貧困撲滅と人々(特に女性)の社会的自立を支援する銀行を創設し、全人口の1/4である約1,200万人の人々を貧困から救ったことで有名。
 
担保を取らずに5人組のグループで連帯責任を負う形で助け合いのシステムを作り、そして毎週一定額を分割返済する仕組みを採用することで返済率は98%を維持している。
 
当初、彼がグラミン銀行を創設する前、彼は商業銀行を訪れ貧困層への貸付けを依頼したが、「貧困層は信用できないし、担保も取れないので貸し倒れリスクが高く、融資が出来ない」と断られ、自ら銀行を創立するに至った。

ところが今や年利20%で融資を行いながらも担保を取らないグラミン銀行が、基本的に担保をベースに貸付を行っている世界中のどの銀行よりも回収率が高いという結果を見せている。
 
ユヌス氏が作り出したこの仕組みは「マイクロ・クレジット」と呼ばれ、世界各国で貧困層向けの融資活動のモデルとして採用され、成果を上げている。
 
 
ビジネスとは、社会に貢献し人々を幸せにすることで、適正な利益を得ながら企業も成長し、更に社会へ還元していくサイクルを生み出すもの。

グラミン銀行はそのビジネスの基本を忠実に押さえ、そこに更なる公正明大な「貧困撲滅」という理念が社会的意義の面から評価され、今回のノーベル平和賞の受賞へとつながった。
 
 
氏の功績は、利益至上主義の罠に陥りやすい企業家にとって、“ビジネスの社会的意義”について気付かせてくれる。
 
 
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家

 
 
著書も「自分がビジネスを通して如何なる価値を社会に提供できるだろうか」ということを考えさせてくれる良本だった。
 

2006年10月05日

●ライブドア平松社長

ネットエイジの上場パーティにお伺いしてきた。
 
日本のネットベンチャー創世に最も貢献した企業の上場ということで、会場には多数の方々が集まられていた。
 
 
ネットエイジ
 
 
よくお会いする顔あり、久しぶりにお会いする顔あり、初めてお会いする方の顔ありと、とても楽しい一時。その場でビジネスの話に発展するのが面白い。

 
乾杯の音頭と取られる時、ネットエイジの小池さんが「米国や中国のベンチャーは創業当初から世界展開を視野に入れ、そしてそれを実現させている。それに比べて日本のベンチャーにそういう企業は少ない。今日集まられたこの中から世界に羽ばたいていかれる方が沢山生まれて欲しい」とおっしゃっていた。
 
Yahoo!、Amazon、eBay、Googleなど、確かに米国のベンチャーは創業10年にも満たない期間で世界的企業へと到達している。それに比べ日本のベンチャーはまだまだ海外展開が遅れているのが実情。
 
かつてのSONYやHONDA、TOYOTAといった日本のベンチャーは果敢に世界へと攻めていった。現代日本ベンチャーもどんどん世界の人々へサービス利用して頂けるよう海外展開をしていかなければならない。
 
小池さんの言葉を聞いて、そう再認識した。
 
 
 
ふと見ると、会場にライブドア平松社長を発見。
 
今年の一大事件の後、新生ライブドアの舵取りに御尽力されておられる方。SONYのDNAを受け継ぎ、これまで数々の企業の経営に携わってこられた経営のプロ。
先日、『カンブリア宮殿』に出演された際、忘れずビデオ録画して拝見させて頂いた。

印象的だったのが朝一番に出社されて誰も居ないオフィスで黙々と仕事をこなされ、「仕事の遅い人は、他の人よりも早く来てやる」と笑顔で話されていたシーン。
 
経営者は総じて朝が早い。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長しかり、トリンプの吉越社長しかり。
 
平松さんとお話させて頂いた際、過去の問題点そして現在の課題、今後の取組みについて熱く語って下さる姿に意気込みを感じた。
 
ひらまっちゃんラジオ、聞いてますよ」と言うと照れくさそうに見せてくれた笑顔。名刺を切らし、とっさに胸の名札を外して隣の方に渡されていた姿。とても温かみ溢れる方だった。
 
 
平松社長、新生ライブドア陰ながら応援しております。

2006年10月04日

●トレジャーネット花房社長

米国シアトルに本社を構え、日本、韓国、中国、英国とビジネスを展開されているトレジャーネット花房社長が恵比寿に新しいオフィスを構えられたということで、お伺いしてきた。
 
 
トレジャーネット花房社長

 
 
「トレジャーネット副社長席として添田さんの机と椅子も用意しておきましたので!」と、いつもながら勢いある花房さん。
 
 
この度、トレジャーメディアという新会社を設立され、昔から花房さんと一緒に仕事されインデックスで部長として活躍されていた浜田さんが参画。

まだこれから立ち上がる新規事業について「リリース前なのですが、添田さんに特別にお見せします」とデモ画面を見ながら御説明頂いた。
WEB2.0的、とても面白い事業。個人でも法人でも利用できる。
 
 
花房さんは、日本はもちろん米国や韓国・中国に情報ネットワークを持っておられるので、IT業界の動向や先端ビジネスについてとても詳しい。
 
御自身、WEB3.0になりうる「言語処理技術」の分野を学ぶべく、ATOKの生みの親である青江教授のもと、徳島大学の博士課程でも学ばれている。
 
 
とても忙しい方なので、「添田さん、今からオフィスまで迎えに行きますので“車内会議”しましょう」と愛車のポルシェで迎えに来て頂き、自宅方向が一緒なので送って頂くことが多々ある。
 
世界を股にかけ、新規ビジネスをどんどん立ち上げて成功させるスピード感がいい。
 
 
花房さん、近いうちに一緒にビジネスできるといいですね。