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2006年09月17日

●KAYAC(カヤック)BBQ

鎌倉の由比ガ浜にてKAYAC(カヤック)さん主催のバーベキューに参加。
 
 
台風が接近しており天気は下り坂なので「今日はさすがに無いだろう」とたかをくくっていたら、朝9時にKAYACの藤川さんから「今日決行します」との連絡・・・。
 
電車で鎌倉へ向かう。
  
 
 
面白法人KAYAC(カヤック)BBQ
 
お肉に加え、はまぐりなどシーフードが絶品。やはり炭火焼きは最高。
 
 
 
面白法人KAYAC(カヤック)BBQ
 
柳澤さんと一緒にバナナボートへ。貝畑さん運転の水上バイクで牽引。
  
 
 
面白法人KAYAC(カヤック)BBQ
 
想定の範囲外のスピードで思った以上に速い。
 
  
 
面白法人KAYAC(カヤック)BBQ
 
振り落とされること計3回・・・。
 
  

でもバナナボートは初めてだったので、とても面白かった。 
 
 
 
案の定、途中から雨が降り出し、撤収。
しかも海に入って濡れたままで寒い・・・。
 
   
帰り際、柳澤さんにワインを頂いた。

KAYACの皆さん、いつもありがとうございます。

2006年09月02日

●ジム・ロジャーズ

かのジョージ・ソロスのパートナーで、バフェットやソロスと並ぶ世界3大投資家とも称されるジム・ロジャーズ氏の来日講演に行ってきた。
 
米国から日本に到着し、講演を2本こなして、そのままスイスへ飛ぶという強行日程。さすがの大人気で、5,000名以上の応募があったため抽選となる始末。
有り難くも資産運用会社の方から個別にチケットを頂いたので、参加させて頂いた。
 
 
ジム・ロジャーズ氏を知ったのは、もともと自分が学生時代より世界放浪旅をしていて、旅に関する本が好きだったから。
 
ロジャーズ氏は世界1周の旅を2度にわたって成功させており(1回目バイク・2回目車)、ギネスにも登録されている。

ジム・ロジャーズ公式サイト:『The Millennium Adventure』
 
 
そして、その2度の世界旅に関する著書も出している。
 

冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫

 
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見

 
 
単なる旅行記ではなく、ロジャーズ氏ならではの視点で世界各国の情勢や政治・経済、人々の暮らしや文化、そして投資に関する考えが書かれているので、世界に対する物事の見方として参考になる本。
 
 
 
最近、よく弊社のWEBサイトを見られて、不動産(現物やREIT)や商品先物(コーヒー・ガソリン・金など)のセールスの電話をかけてこられる方が多い。
他にも何人か名前が載っているのに何故か自分ばかり。
(※1番年下だから売りやすいと思われているのかもしれない)
 
大体の方の説明は、過去のチャートの値動きから理論値上で弾き出した予想をベースに「これからまだ値上がりする」とのテクニカル分析的なお話。
しかも、「今買わないと機会を失って損をします」と焦らそうとしてくる。
 
「絶対に勝てますか?」と聞くと、「絶対に勝てます。だからお薦めしているんです」と答える。
 
そういう場合、いつも同じ質問をするようにしている。
「どうして今すぐ会社を辞めて自分で投資しないんですか?絶対に勝てるなら10億くらい借金して全額投資して大儲けした方が、会社から給料もらってるより断然いいと思うんですが」と。
 
大体の方は絶句するが、少し機転が利く方の場合「自分が投資して儲けるよりも、お客様の喜ぶ顔を見ることが幸せなんです」と答える。
 
別に相手を打ち負かそうとかどうとかには全く興味はなく、単に「絶対に勝てる」と自分が思っている案件を何故自分で拾わないのか、純粋に疑問に思う。
 
自分でも投資していて「良いから人にも薦める」というなら分かるが、今のところそういう営業マンの方は居ない。
(※インサイダーに問われるから投資自体が無理なのかもしれないが)
 
 
 
今回、ロジャーズ氏の講演は彼自身が世界各地を自分で見て回った経験と、それを起点として彼自身のネットワークで調べ上げた情報から、今後の世界情勢を踏まえた彼自身の投資戦略について語ってくれた。
 
投資というよりも、今後ビジネスをしていく上でも世界の情勢については知っておかなければならないので、参考にさせて頂こうと今回の講演のベースになっている彼の最新著書を読ませて頂いた。
 
 
大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

 
 
今の原油高の本当の理由、中国の台頭、インドとロシアの裏側、ブラジルが握る新エネルギー経済、米国の政治・経済の実態、世界の需給関係など、重要なことを学ばせてくれる。
 
ビジネスのみならず、我々が生活をしていく上で必読の内容だった。 

 
講演で印象的だったのは、「18世紀はスペインとポルトガルの時代、19世紀はイギリス。そして20世紀はアメリカの時代だった。21世紀は間違いなく中国の時代になる。実際、私は4歳の娘に中国人の乳母をつけており、娘は既に中国語が堪能だ」という言葉。
 
確かに、今後を考えると英語だけでなく中国語は必須の言語。
楊(ヤン)くんに猛特訓してもらう日が近々やってくるかもしれない。
 

2006年09月01日

●美しい国へ

安倍晋三氏の著書『美しい国へ』(文春新書)を読んだ。
 
美しい国へ

 
我が国の次の首相を担うかもしれない方なので、日本という国がこれからどのような方向へ進もうとしているのか、知っておきたいと思ったからだ。
 
御本人にお会いしたことがないので本を読んだ限りであるが、日本に対する愛国心を強く持っていらっしゃる方であることがよく分かった。
国民が日本という国に誇りと自信を感じられる国づくりをしたい、国際社会で認められ日本ならではの役割を果たせる国づくりをしたい、そう考えられていることも強く伝わってきた。
 
 
ただ、木を見て森を見ずというか、具体的なビジョンとそのための戦略が不明確で、今の日本社会が抱える課題について戦術ベースの個別対処が書き並べられていて、その個々の施策に矛盾点が数多く見受けられたことが少し不安になった。
 
戦後日本が辿ってきた歴史、その結果の今、国家の概念、日米同盟、日中関係については、事実ベースでの出来事やそれに対する安倍さんの考え(というより感想)が中心に書かれているので、「なるほど」と参考知識としては読むことが出来る。
 
 
 
しかしながら、これまでに日本が経験してこなかった「少子高齢化」「教育」といった新たな問題については安倍さんなりの考えと政策が述べられているのだが、疑問に感じる点が多々ある。
 
 
例えば『年金』についての記述、
 
①「年金はお得だ、1/2は国が負担してくれる」
基礎年金の給付には税金が投入されている。今は給付額の1/3が税金で賄われ2/3が加入者の納付分で賄われているが、2004年度改革でこの税金部分が1/2に引き上げられることになった。2009年度からは、“自分が払うのは半分だけ、残りの半分は国が補填”することになる。
⇒そもそも税金は国民の財布から出たものなので、税金部分が1/3であろうと1/2であろうと100%国民負担で何も変わらない。
 
②「(厚生)年金は払った額の2倍受け取れる」
毎月従業員が負担する額と同額の保険料を会社が負担しているから、従業員は支払った額の2倍が受け取れる。
⇒年金は自分が支払ったものがプール(および運用)されて戻ってくる“貯蓄型”でなく、下の世代が支払ったものが上の世代へ支払われる“分配型”であるのに、“貯蓄型”ベースの理論。将来の若者が支払う、もしくは制度そのものが存在する保証がない。
⇒そもそも、「会社が支払うお金」=「従業員が稼いだお金」なので、払った額の2倍受け取れるとは言えない。

 
③「年金は破綻しない」
保険料を段階的に上げることを決め、給付を引き下げたことで安定した。集めたお金を分配するシステムであるため、会社経営の破綻とは違って加入している皆が「破綻させない」という意思さえ持てばこのシステムは破綻しない。
⇒政治家含め国民の年金未払率が上昇している中、明確な施策なく精神論に終始するのみ。
 
と政策理論を展開させている。
 
 
何故このような誰でも分かるような子供騙しを展開するのだろうか。
国民を馬鹿にしているのではないだろうかと誤解されてもおかしくない見解が多々見受けられる。
 
  
 
全て読み終えた結果、単に選挙を意識した付け焼刃的な内容であるように感じられ、とても残念に思った。
他政党の失敗を取り上げ強調する場面が多く、かといって自政党そして御自身の政策について国家戦略ベースで明確に語られることも無かった。
 
日本に本当の政治家は現れるのだろうか。
自分自身、日本という国への愛国心と誇りはあるが、自信という面では逆に不安にさせられる本だった。