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2005年08月31日

●アメリカ出張記 -最終日

南東部でハリケーンが猛威をふるっている。TVをつけると連日このニュースばかりが流れているので、アメリカでも異例の強さのハリケーンなのであろう。

天気図で大きさを見ると日本全土を覆ってしまうのではないかと思われるくらい大きい。自然災害が起こるのは仕方ないが、被害が最小限に留まることを祈りたい。


 
今日は再び『MAGIC』へ。一昨日アプローチ出来なかった企業を回る。
 
 

 
 
その甲斐あって前々から取引したいと思っていた3社と繋がる。これが決まればインパクトはかなり大きい。

日本に帰ってからのフォロー次第。確実に決めたい。
 
 
 
今日は早めの切り上げで16時には会場を後に。

各ホテルに向かう無料シャトルバスに乗り込むと同時に眠りに落ちる。

これだけ足が痛くなり意識もふらふらになるほど消耗したのは久々。

四面楚歌のような状態への独りでのアプローチ、3日間で足を使って一気に稼ぐという過密スケジュール、気温40度を超える暑さ、時差ボケを完全に克服出来なかったこと、色々なものが全部のしかかってきた。

シャトルバス終着地のMGM Grand Hotelに到着するも、歩けずにカジノのソファーで眠りに落ちる。
 
 
とりあえずFood Courtで早めの夕食。疲れていて、あまり食べられず。

部屋に戻ってパソコンを立ち上げて仕事、そして今回の出張のまとめ。

帰国のため明日の早朝4時にMcCarran(マッカラン)国際空港に向かわなければならない。寝ようかと考えたが、帰国日(午後到着)の夕方に1件アポイントメントが入っているため、時差ボケを避けるため寝ないまま空港に向かい、機内で睡眠をとることにする。
 
 
 
夜、空腹を感じ『WILD WILD WEST』のレストランへ。これで3夜連続。

これまでも旅先ではそうしてきたが、滞在地では出来るだけ同じ店に通うに限る。

今日も店に入るやいなや、マネージャーが「おまえ今日も来たのか、ほら指定席だ」とお気に入りの席へ。

新人のウェイターさんだろうか、ちょっとのんびりした感じの中年のおじさんがオーダーを取りに来た。

Budwiserをドラフトで頼んだにも関わらず、何故かボトルで持ってきて “Here we go.” と栓を抜く。

「いや、ドラフトを頼んだんだけど」と言うと、「あ、いけねぇ、またやっちまった」と再び手で力ずくで栓をして冷蔵庫に戻す(一度栓開けたのに・・・)。

食後、カジノ内を通って帰る途中、ルーレットのところで何やら人が集まっていたので覗いてみると、ディーラーが老眼であるらしく卓上に賭けられたチップを数えるのに苦戦している。その挙句、配当の計算にも苦戦。

レストランといい、カジノといい、観光客相手の大きな有名ホテルには有り得ない人間臭さが、大衆向けローカルカジノのご愛嬌。ラスベガスはラスベガスでこうして地元の人達の生活ドラマがあるのだなと、見ていて微笑ましい。

出口を出る帰り際、レストランのマネージャーに手を上げて通ると、向こうも手を上げて返してくれた。

もし次もラスベガスへ来ることがあれば、再びここに来るだろう。
 
 

 
今回お世話になったGolden Palm Casino Hotel(地元の人達が集まるカジノとバーが併設)
 
 
 

 
この部屋で1泊$30ちょっとは格安(つまり2人でシェアすれば1泊$15足らず)

 
 
さようならラスベガス、また来る日まで。

2005年08月30日

●アメリカ出張記 -第3日目

「超大国」と呼ばれるアメリカ。厳戒体制かつ戦時中の国とは到底感じられないほどゆったりと空気が流れている。

人々は自国の政策や国際情勢をさほど気にかけていないかのような生活。姿としてどうあるべきなのか分からないが、良くも悪くも超大国らしいと言える。

夜中の静かな時間はアメリカの大きさを否応にも感じさせる。
 
 

 
昨夜から事業戦略について色々と考え、悩み、そしてメモを取り、それを繰り返しながら夜通し脳は回転状態。
 
 
 

 

 
 
寝ようにも全く寝付けず、眠れないまま結局朝を迎えることに。
 
 
 
今日はMANDALAY BAY Hotelのコンベンションセンターで行われている展示会『POOL TRADE SHOW』へ。
 
 

 
 

 

 
閉鎖的な『MAGIC』と違って、こちらは新鋭ブランド中心でオープンな雰囲気
 
 
とにかく全ブースを回り、たくさんの方々と名刺交換。いくつかは大きな取引に結びつきそうな感触。

出展ブランドの中には今秋からお取引させて頂く予定の『SMO』さんもいらっしゃって、異国の地で知り合いに会えると何故か安心する。今は米国を中心に展開されていて、今季からはL.A.で人気No.1のセレクトショップであるFred Segal、日本ではUnited Arrowsでも展開予定とのこと。
 
 
 
一昨日の『Blue Man Group』を見てショービジネスに触発され、夜はラスベガスの伝統的なショーである『Splash』を見にRiviera Hotelへ。
 
 

  
  
ダンスから、ハイレベルなコント、高い技術を必要とするアクロバティックまで全く観客を飽きさせない素晴らしいショー。パフォーマー1人1人からプロ意識と、その域に至るまでトレーニングにかけた努力が演技に表れている。

どんな領域においても、本物を見ることはとても勉強になる。


ショーの後、宿泊しているホテルまで歩いて帰ることに。メインストリートであるLAS VEGAS BLVD.、通称THE STRIP(ザ・ストリップ)を両サイドに立ち並ぶ巨大ホテルを見て歩く。
 
 


旅先では足で歩いてみて初めて、地理やその街の成り立ちや人々の姿が見えることが多い
 
 

 
 
贅を尽くしたホテルから次々と出てくるリムジンの数々。その隣で歩道に家族総出で立ち並び、ビラ配りをする見る限りに貧しそうな南米系の人々。驚くほど多い肥満のために歩けず電動スクーターで移動する白人の人々、カジノのVIPルームを占拠しているのは華僑の人々、社会構造の断片を色々と垣間見ることが出来る。


約1時間半かかって(徒歩でラスベガスをほぼ縦断)ようやくホテルにたどり着き、昨夜と同様『WILD WILD WEST』のレストランで遅い夕食。
 

明日は出張最終日。

事業成長に大きなインパクトを与えられるよう、新しいきっかけを生み出したい。

2005年08月29日

●アメリカ出張記 -第2日目

アメリカに来ていつも思うことだが、この国のエネルギー消費量は凄まじい。地球上のエネルギーの大半をこの国で消費しているのではないかと思う。

食事の際の紙(ペーパーナプキン)の消費量は半端なく、食べ残しによる食料廃棄は大量で、外食におけるゴミの分別もほとんど無い。ホテルや店舗はドアを開けた状態にもかかわらず異常なほど強力な冷房で非効率、どこに行くにも個々人が車を使用している(これは国土開発上で地理的要素からある程度は仕方ないかもしれないが)。

エネルギーの消費と環境の破壊は密接に関連しており、我々が生きている間に今現在頼っているエネルギー資源は枯渇するであろうし、それに伴って環境は人間の生命を脅かすほどに破壊されているかもしれない。

先日、図書館へ本を返しに行った際に偶然見つけた宮崎駿雄氏の『風の谷のナウシカ』の原画本を見つけて、「この世界が現実になるかもしれない」と不安に感じたことを思い出した。

環境を保全する目的の第一歩として生まれた「京都議定書」にはアメリカは調印していない。そもそも “環境を保全する” ということを謳ったものに参加する意思が無い以上、この国に環境保護の意識があるとは思えない(一部の環境論者や意識高い一般人は別であるが)。

「環境は自分の子孫からの借り物」。自分達が環境から様々な恩恵を享受してきたように、自分の子孫達も同じだけ、いやそれ以上のものを享受できるよう、現代に生まれた我々が意識しながら行動していくことが求められている。
 

 
ラスベガス2日目。朝からコンベンションセンターで開催されているアパレルの展示会『MAGIC』へ。
 
 

  

噂に聞いていた通り業界の閉鎖的な展示会で、Registrasionカウンターでは業者からのinvoiceもしくは招待状が求められる。当然、そのようなものは持っているはずがなく、入場拒否という新参者には冷たい洗礼。

仕事のために大事な経費を使ってアメリカまで来ているので、当然ここで「はいそうですか」と引き下がるはずもなく、責任者のマダムと大揉め。後ろに30人近い行列が出来ているが、ここは主張の国アメリカ、そんなことは構っていられない。

「列から外れろ」と言われるが(何故ここまでの仕打ちを受けるのか理解出来ないが)、とりあえずPCをインターネットへ接続させ、ZEELのサイトを見せて事業の説明をする。

なんとかマダムに納得頂けたようで、会場内へ難なく(?)入場。 
 
 


世界最大級の展示会と言われるだけあって、さすがに大きい
 
 
 
これを展示会と呼んでいいのかどうか、出展しているアパレル企業のブースへは事前のアポイントメントが無ければ入れないという閉鎖的なものだが、それは想定内。

とにかくここは主張の国アメリカ、御構い無しにどんどん食い込むに限る。

大半のブースはとにかく入り口のガードが固く、成す術もなかったが、ターゲットである企業とはある程度の数でコネクションができ、まずまず50点くらいの成果。
 
 
 
夕方部屋に戻り、少し仮眠を取った後、近所にあるローカルのカジノ『WILD WILD
WEST』(モーテルとレストランが併設)のレストランへ。

基本的にカジノ併設のレストランはカジノ客相手なので24時間営業。ステーキ(マッシュポテト&インゲン豆付き)$4、サラダ(巨大)$2の、合計$6という驚異的な値段。しかも、質も味も相当レベルが高い。
 
 

 
 
食後、部屋に戻り、今後の事業戦略をあれこれと考えながら夜を過ごす。

2005年08月28日

●アメリカ出張記 -第1日目

砂漠にある巨大都市Las Vegas(ラスベガス)。何もなかったこの地に水道や電気などのインフラを完備した完全なる街が創ったという事実には、ただただ感心するばかりである。

フロリダの広大な湿地に造られたディズニーワールド同様、誰か最初に構想した人間が居たことによって一大都市が出来上がったことに大きなロマンを感じられずにはいられない。

 
日本を飛び立つこと9時間半、L.A.を経由して更に1時間20分。成田空港で飛行機の故障により離陸直前でターミナルへ引き返し、修理による3時間の遅延。L.A.での乗り換え便の待ち時間4時間、全てを合わせると17時間の長旅となった。

幸い成田からの機内では十分な眠りにつくことが出来た上、読みたかった本を1冊読破でき快適なフライト。L.A.からラスベガスまでの機内では隣り合わせたShurineという米国人女性が色々話を聞かせてくれ、あっという間の到着。Shurineは夫婦で全米を回りながら耳の聞こえない方のための布教活動をしているとのこと。自分が去年滞在していたPhiladelphia在住とのことで話が弾む。

今回で7回目のアメリカ。実に1年5ヶ月ぶりで、その間の生活で英語力が半分以下に低下していることが判明。日本でも意識して何かしなければと痛感する。

ラスベガスは前々から一度訪れたかった街。何がこれだけ沢山の人々の心を惹き付けるのか、何がこれだけの収益を上げている成功要因なのか、本当に興味深い。

ラスベガスに来てまず感じたことは、とにかく暑いということ。砂漠気候で日中は軽く40度を超えており、更に雲一つないため直射日光が凄まじい。そのためラスベガスに来ている人々はほとんどが冷房の効いたホテル内部で時間を過ごす。
 
そのためショッピングモールやレストラン、エンターテインメント施設までがホテルに組み込まれており、ホテル一つ一つがそれぞれ街になっている。

ホテルの収益源は当然カジノ。どのホテルにもカジノがあり(空港やコンビニにまで併設されている)、しかも中心部に作られているので、ロビーから客室、客室からレストラン、レストランからシアター、どこへ行くにも必ずカジノを通ることになる。

お客に出来るだけカジノでお金を落としてもらうための工夫は凄まじく、基本的にカジノを中心とするホテル内部は外界と遮断されており時計も無いので、24時間雰囲気が同じで時間の経過が全く分からない。そしてカジノ客には無料でお酒がふるまわれるため、判断能力も鈍ることになる。カジノのあらゆるところに現金を引き出せるATMが備え付けられており、まさに万全の体制が敷かれている。しかも、これら全てが至れり尽くせりのサービスに映るため、お客に満足してもらってお金を使ってもらう仕組みが出来上がっている。
 
そのため宿泊料金は比較的安く、小さなホテルであれば$20~40、大きな有名ホテルでも$60~で滞在できる。
 
街にはホテル併設のものも含めて大小いくつものコンベンションセンターがあり年間たくさんのイベントや展示会が行われるため、一般客だけでなくビジネス客も沢山訪れ、ホテルの客室稼働率は9割近いとのこと。

気候がら外は暑く、カジノやショー以外にエンターテインメントが無いため、滞在客はホテルの思惑通りにお金を使うより他にない。街全体として本当に優れた収益モデルを確立している。

日本の地方自治体・企業も、地域経済の発展のために何かこうした施策を考えてもいいのではないかと思った。
 
 
 
出張の目的の展示会は明日からであるため、今日一日は時差ボケを直すことと、ここしばらく土日も休めていなかったため久しぶりにオフに徹することに。
 
遅めのランチは近くにあるExcaliver Hotelのバフェ(約$12)へ。
 
 


 
投下資金分を回収すべくひたすら平らげる 
 
  
昼食を済ませ15時頃ホテルの部屋へ戻り、溜まっている本を読書。そして仮眠。
 
 
  
夜はLuxor Hotelのシアターへ向かい、N.Y.のオフブロードウェイで1991年からロングランを続けるほど人気のショー『Blue Man Group』を観賞。
 
 

 
  
当日誕生日のお客さんを観客にお祝いさせたり、遅れてきたお客さんが現れるとショーをストップしてお客さんにスポットライトを当てて舞台画面には「Late Arrival !」の文字。
 
演技や舞台技術も相当レベルが高く、内容もこの上なく面白いが、観客を巻き込んで一緒にショーを作り上げているところが本当に素晴らしい。

 



 
これが本場のショービジネスなのかと感心。本当に勉強になる。
 
 
  
ショーの後はアメリカ西本土で一番高い(高さ350m)といわれるStratsphea Towerへ。 
   
 

 
 

 
タワー上部からはラスベガスが一望
 
 
最初に言い出した誰か一人の構想がこれだけの大きな街を創り上げてしまうことに、人間が持つ力は本当に大きいものだと思う。反対したり馬鹿にしたりする周りの人達も沢山いただろう、それに負けず構想を実行に移し、そしてそれを実現させたのかと思うと本当に頭が下がる。先駆者とは周りからの非難を物ともせず、周りが不可能を思うことを最後には成し遂げる者のことをいうのだと改めて思った。
 
 
 
ホテルへ戻り、併設の小さなカジノ兼バーへ。小さなホテルであるためカジノにもバーにも昔ながらの古めかしさが残り、大きなホテルと違って地元の人達が友達と連れ添って訪れるアットホームな場所。
 
  

 

 
我ら日本が誇るカラオケが米国人にまで浸透し始めていることを発見し驚く
 
 
 

 
たった1日の再会のために忙しい合間を縫って、サンノゼから駆け付けてくれた
伊藤忠時代の同期の小太郎伊藤忠商事PE&HR→シリコンバレー在住)
 
 
 
明日から再び仕事モード。

灼熱の暑さをものともせず気合を入れていきたい。
 

2005年08月22日

●バイオリズム

人間にはバイオリズムなるものがあると聞くが、今季のイチロー選手を見る限り、それは本当かもしれない。それは占いめいた運・不運ではなくて、人間の核である心身の好調・不調には波があるということだろうか。

いずれにせよ結果を出す人は、バイオリズムがありながらも出来るだけ波が少なく常に高い状態を維持できる人なのだろう。

何故こんなことを考えるのかというと、ここ数日の間あまり調子が上がらない。傍から見て普段とあまり変わらないのかもしれないが、自分で一時期「波に乗っている」と感じていた時からすると明らかにパフォーマンスが落ちている。

自分が理想とする基準が上がったのもあるかもしれないが、人間常に上を目指さなければ成長はそこでストップするもの、それを言い訳には出来ない。
 
人間が動物と違うところは、自分の感情や判断を再確認して反省および改善をしたり、自分の心との語らいをすることで状態を高めることが出来る点だと思う。その方法は人それぞれやり方があるだろうが、それが気晴らしのドライブであったり、読書であったり、もしくは宿坊(お寺に泊まること)での座禅であったり、色々あると思う。
 
「24/7(トゥェンティーフォー・セブン)」というが正しくその通り24時間で週7日、全く気を張った状態が続いていることが起因しているのかもしれない。実際、家族と過ごす時間、通勤時の読書の時間、寝ている時まで、事業のことが頭から離れず常に「あれをこうしなければ」などと脳が高速で回転している。

気持ちの切り替えを常に常に行って、自分の最高の状態をいつも維持できる人をプロというのであろうが、そう考えると自分の意欲は高くともそれが空回りしている限りアマチュアに留まるのかもしれない。


そんなことを考えていると、伊藤忠時代の同期である神代から電話がかかり「一緒に帰らないか」とのお誘い。もうすぐZEELに参画してくれる親友(口説くこと承諾をもらうまで半年)。

久しぶりに早めに家に帰って環境を変えて家で仕事をしようと、誘いを受諾。
 
神代はいつも「おまえ1人でよくあれだけのことをやっているなって本当に感心するよ、普通なかなか出来んよ」って励ましてくれるが、そこが自分の素直になれないところ、理想からすると自分の目標の20%以下としか考えられない。自分はもっともっと出来ると思っているし、現状自分が事業成長の主翼を担っている以上それが出来なければ会社の成長は望めないと思う。
 
とりあえず帰りの電車でいつも通り色々とアドバイスをもらいながら、互いにブレインストーミングしながら今後の構想を膨らませる。

別れ際に「これを食べて元気出せ」と、欧州出張のお土産に日本ではまずお目にかかれない超高級チョコレートを頂く。

「酒と一緒に味わって」との言葉通り、帰りに冷えたシャンパンを調達し、家に到着。
 
 
 

 
伊藤忠のブランドマーケティング事業部でARMANI(アルマーニ)を担当している神代に似つかわしく “ARMANI” のチョコレート(小技が憎い)
 
 

 
ほろ苦い甘さのチョコレートと辛口のシャンパンの組合せが絶妙
 
 
 
早めに帰ったので、飲みながら久々に妻と会話をする。

ふと、こうしたごく普通のこと(家族との対話)が出来ていなかった自分のゆとりの無さを認識。

「ビジネスでの成功と人生での成功、どちらを選びますか」という質問に対して、人生(=家族、健康、ビジネス、感情、etc...)の一部分であるビジネスで頭が一杯になり、他のことが疎かになっている。

当然、人生の様々なステージにおいてフォーカスすべき部分(今はビジネス)はあるが、トータルバランスを保たなければどこか一つが崩壊すると全ての部分がうまくいかなくなる。

人生の成功者たる理想にはまだまだ程遠い。

「内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である」(アミエル:スイス人作家)

自分の高い状態を維持しながら、全ての分野において高いパフォーマンスを出していきたい。

2005年08月19日

●花(はな)

自然破壊そして環境汚染が続く地球。無機質なアスファルトで囲まれた人々は、休暇になると癒しを求めて自然環境へと向かう。
 
環境しかり食物しかり、人間は自然と切り離して生きていくことは出来ず、それだけ自然から生命の力を得ている。


環境破壊が進行する地球。一部では環境保護の活動や研究が進んでいるが、人類の大多数はまだ危機的意識を持つことなく、地球を侵食し続けている。
 
日本でもこの半世紀で美しい海が失われてしまったが、人々は美しい海を取り戻すのではなく、人気旅行先を見て分かる通り、一時の安らぎを求めて海外の美しい海を求めて渡航している。
 
人々は地球からの恩恵、自然への感謝、そして自分の生命の源を忘れてしまっている。
 
地球は自分達の子孫からの借り物。自分達の子供や孫、そしてその更に下に続く世代を傷つけることは自分を傷つけることを同じであり、決してあってはならないことだと思う。
  
自然と触れる機会が減ったことで、自然との触れ合いを欲している現代人にとって、住居やオフィス内だけでなくビルの屋上にまで緑や花を取り入れる動きが進んでいる。
 
そのことで人が自然の尊さを再認識し、環境保護の大切さを認識する小さなきっかけになるかもしれない。
 

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今日は今年7月にRE(アールイー)株式会社を創業された、同社代表取締役の江原さんとランチ。
 
ウィルキャピタルマネジメント株式会社でインキュベーションのお仕事もされているお方。


 

 
Dexee Diner』にて
 
 
 
欧米のいくつかの国では花を贈るという行為が根付いており、贈った方も贈られた方も心が温まる。男性が女性と待ち合わせの際にさりげなく手渡す一厘の花、ホームパーティに招かれた客人がホストに手渡す花、色々な花をこれまで海外諸国で目にしてきた。
 
そうした人々の生活や関係を彩る花を贈るという文化を日本の人々にも楽しんでもらいたいという想いが現れている会社。
 
 
「男性からすると花を贈るのは照れくさい。そもそも花を買うのも、それを渡すまで持って歩くのも恥ずかしい」という意見に、
 
「だからこそ、そういう思いをしながらも私のために買ってくれたんだ、って女性が思うんじゃないですか」というお言葉。
 
なるほど。
 
 
お話を聞かせて頂き、忘れかけていた花の大切さ、花が人の心に与えてくれる温もりを久々に思い出した。

2005年08月13日

●支えてくれる人達

人間ひとりで出来ることは限られている。何故なら体は一つしか無いし、新たなアイデアを生み出そうにも脳は一つしか持ち合わせていない。人間、実際持てる力は微々たるもの。

どんな成功者にも周りには力となってくれる人達の存在があり、その支えと協力があって周りの仲間と一緒に幸せになれるのだと思う。

 
今日は兵庫県某所へ出張。片道4時間のちょっとした大冒険。
 
 

 
旅に同行してくれた吉岡(伊藤忠時代の同期)
 

もうすぐZEELに参画してくれる心強い仲間で、前職時代からいつも支えてくれている親友。

去年の春にも一緒にシリコンバレーへ同行してくれた。
 
 

 
ヒューレット・パッカード創業地として有名なガレージ
(中央は伊藤忠時代の同期で現在モバイルファクトリー取締役の洋平)
  
  
 
今日はZEELのために最高の革靴をいつも作って下さっている今井さんを訪問。
 
 

 
 
去年お会いして以来、1点の妥協も許さない職人たる本当の姿を見せて下さる素晴らしい方。
 
世で持てはやされているイタリア製の革靴とは一線を画し、日本人の足に合う本物の靴を最高の素材を用いて手間隙惜しまず丹念に一つ一つ手で作られている。

「日本人はイタリア人よりも格好いい靴が作れることを示したい、多くの人に感動してもらえる靴を作りたい」という想いから、御自分のブランドである『Imai Hiroki(イマイヒロキ)』を立ち上げられた今井さん。その靴の特徴は一つ一つ指を使って色を入れていく「手染め」。
 
 

 
 
『Imai Hiroki(イマイヒロキ)』の靴を見てしまうと、もう他の靴を買うことが出来ない。それほどのクォリティーの高さ。
 
この度、今井さんにお願いして靴を作ってもらうことにした。

完成まで約1ヶ月、この待ち遠しさが『Imai Hiroki(イマイヒロキ)』の靴のもう一つの楽しみなのだと思う。

2005年08月12日

●海(うみ)

ちょうど関西へ出張しなければならない案件もあり、わざわざ経費を使うことも無かろうと、出張を兼ねてお盆休みをもらって帰省することに。

1年ぶりの帰省=親孝行、つまり孫の顔見せ。


 
妻の実家がある和歌山へ向かうべく、早朝の飛行機で関西空港へ。

妻の両親が白浜への1泊2日の旅行を用意してくれていたので、妻の両親含め一同で白浜へ車で向かう。

以前白浜に来たのは子供の頃だったので、約20年ぶりになると思う。

当然お目当ては海の幸、そして愛娘あさひにとっては生まれて初めての海。

今日この日のためにビデオカメラまで購入。まさに父親稼業、やる気全開。
 
 


さすがに白浜の海はかなり美しい
 
 
 


最初は「だっこ」と少し怖がっていたあさひも
 
 
 

 
すっかり海が気に入り、宿に戻る時間になっても「まーだ」と言って帰ろうとしない始末
 
 
 

 
夜はクエ鍋や海鮮の刺身・焼物・天ぷらに加え、義父が特別注文してくれたアワビとサザエの刺身
 
 
 
何年ぶりだろうか、と言えるくらい久しぶりの家族での旅行。

もう少し余裕が出来たら、と思うが今はまだ難しい。

リフレッシュ出来る機会をつくってくれたお義父さん、お義母さんに感謝。

いつか海外旅行でお返ししたい。

2005年08月08日

●開拓者(かいたくしゃ)

1848年、場所はアメリカ。ジェームス・W・マーシャルがアメリカン川で砂金を発見したことで、メキシコから割譲されたばかりのカリフォルニアには金鉱脈を求めて開拓者が殺到した。
 
土地や金鉱脈という有限的なチャンスを、我先に獲得せんと挑戦した人達。当然、全員が全員ではないが、その挑戦する勇気と努力が報われ大きな成功を収めた人達もこの中から生まれた。

世の中では現在、今までにかつてない変動期を迎えると言われている。本格的情報化社会への突入、9.11による世界体制の不安定さの露呈、良くも悪くも人々は安穏として生活してはいられなくなった。

“歴史は繰り返す”という言葉の通り、人間社会は一定のサイクルで同じことを繰り返すという説がある。現在の日本は「幕末」とも言われ、隣の中国は「ゴールドラッシュ」とも言われる。

戦後60年を経た現状の社会体制や経済は変革を求められている。GDPの2倍近い負債を抱えた国家財政、人々の疑念から益々崩壊へと加速する年金制度、黒船到来に喩えられる外資系企業への規制緩和、会社の99%を占める日本中小企業の中国の台頭による弱体化、急増するニート。

終戦直後同様の押さえつけられていた体制崩壊によって、若い人材やベンチャー企業はチャンスを掴まん果敢に挑戦し、成功を収める者が数多く出てくると思う。

不安定な時代こそ、裏を返せば変動の時代。大きな波が押し寄せて昨日までの常識や体制が壊されていく。波に乗れる者、波に乗れない者、誰も守ってはくれず結局は自己責任の時代。

いつ波がやって来るか分からないからこそ、今から海に入って波待ちをして準備をしておく必要がある。夢を追いかける開拓者こそ、新しい時代のリーダーとなるのではないだろうか。
 
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ネットプロテクションズCFOだった藤田くんが同社を退職されて上海で起業するとのことで、送別会を開催。

もうすぐ株式公開する会社の役員の地位、そして公開時に得られたであろう数億円を捨てて、自分の信念のもと新たな挑戦へと旅立つ姿は尊敬のただ一言。
 
送別会には我が華僑友達、ネットエイジアCOOの楊(ヤン)くんも同行。上海出身なので2人にとっていい出会いとなればとセッティング。

他の参加者は、某ベンチャー企業の元社長である小林さん、中国でオフショアシステム開発を手掛けるHuojin Japan代表取締役COOの鶴(つる)くん。初めてお会いした時、名前を見て中国の方(鶴:カクさん)かと思いきや、正真正銘の日本の方(鶴:ツルさん)。
 

 

(左から)小林さん、藤田くん、鶴くん、楊くん


こうして数人が集まるだけで「これを一緒にやりましょう」「コストはどれくらいかかりますか」と、新しいビジネスのきっかけがどんどん出てくるのが面白い。

大陸中国への開拓者を送り出す夏の宴となりました。