●LOVE&FREE(ラブ&フリー)
『LOVE&FREE』、これは人類の究極のテーマだろう。この2つが世界の隅々になで広がれば、戦争や貧困などの問題は無くなるのではないかと思う。
しかし、この人間社会、まだこれを獲得するに至っていないのが現状である。
人間社会の歴史は争いの繰り返しだった。
狩猟・農耕時代は土地を巡る争い。文明時代は権力や宗教を巡る争い。そして産業時代は資源や商圏を巡る争い。こうしたものは全て人間の “欲望” から起こっている。
こうした争いが臨界点を超えた時、戦争は起こり、力を持つ一部の “強欲” 権力が欲望を満たす。結果、貧困は生まれる。この構図が成り立つ。
昔に比べて戦争は減っているかもしれないが、今なお戦争が行われている時点で、人間はまだまだ愚かな存在なのかもしれない。
「自由を獲得するための戦い」、これは人間として致し方ないかもしれない。話し合いで片付けば一番理想だが、一部の強欲者の弾圧などから自由を獲得するための最終手段としての戦いが必要な場合は時にはあるだろう。
しかし、今日において一部の国が「自由だ」「民主主義だ」という名目で他国の情勢に介入するのは筋が通らないことだと思う。
もしその国の人々が本当に自由と民主主義を望むならそのための行動を取るであろうし、基本的人権が侵害される状況であるならば中立な国際機関が動くべきだと思う。
ある国が他の国を侵略しようとする場合も中立な国際機関が介入すべきである。
ただ、現在の国連は中立な国際機関からは程遠く、第2次世界大戦の戦勝国が思うがままに利用する機関に過ぎない。中立的に機能させるためには、常任理事国を毎年10カ国くらい選挙で選ぶような仕組みが必要だと思う。
「民主主義、民主主義」と大声を挙げているくらいなら、米国はそうした機関を創ろうと努力すればいいと思うが、そこまで知恵が回らないのだろう。
近年のアフガニスタン侵攻にしろ、イラク侵攻にしろアメリカの目的はオイルだと思う。
消費大国であるアメリカは自国内埋蔵のオイルが枯渇してきた、またブッシュ政権を支えるのはオイルカンパニー。
アフガニスタンへの侵攻は石油パイプライン敷設のためにタリバン政権が邪魔だったから。そして元アメリカの石油会社で役員まで務めたカルザイ氏を大統領に据えて、めでたしめでたし。
イラクへの侵攻はオイルの獲得、そして更にOPECを無視して産油量を増やしOPECの力を縮小させるため。しかし、ベトナム戦争のように泥沼化する傾向がある。
確かにSeptember11の同時テロで罪もない多くの一般市民の命が犠牲になり、そのためのテロ撲滅という理想は間違っていない。
でも、やり方を間違えていると思う。
そもそもテロの種を蒔いたのは強欲国家アメリカ自身であり、彼らが欲望を満たすために行った戦争や、その結果生まれた貧困、そしてテロはそこからくる不満が爆発した結果であると思う。
そこに更に戦争をしかけても、油に火を注ぐだけで、火は更に強く燃えてしまう。
そもそも、こうした問題を解決しようと思えば『LOVE&FREE』、これが重要なのだと思う。
いまだ人権を侵害され続けている人々が存在する以上、自由(FREE)を獲得するための戦いは致し方ないかもしれない。
でも、それを超えて人類が愛(LOVE)について考えるようになった時、世界からは戦争も貧困も無くなると思う。
戦争も貧困も無い、世界中の人々が仲良く幸せで楽しい『LOVE&FREE』の世界に早くなるといいですね。
私の好きな本のタイトルも『LOVE&FREE』、何人もの友達にプレゼントしましたが、誰もがすごく気に入って何度も何度も読んでくれているそうです。
著者である高橋歩さんの生き方を象徴しているように思います。
自分の人生がある程度落ち着いたら「Island Project」に参加してみたい。





